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BBT プログラムの過去の参加者の紹介

吉井 康祐(CEO)
2021年度プログラム
吉井 康祐(CEO)

上田宏教授が開発した免疫測定素子"Q-body"を応用し、抗体薬物複合体の開発を目指している東京工業大学発スタートアップ。

BBTプログラムに参加した所感
  • BBTプログラムを通じて得た支援内容

    PR活動などにおけるアドバイス・支援

    研究試薬の購入における資金援助

    Japan Healthcare Venture Summitへの参加

    メンターの方からの事業計画・ 資本政策の策定などにおける支援

  • 参加時のフェーズ

    シード期で参加したのは適切だと感じており、支援メニューのおかげで良いスタートダッシュがきれたと思っています。バイオベンチャーは技術が一番大事であるため、いかにシードの時点で投資してもらえるかが重要であり、最初のステージではPR活動など外への見せ方やアピールが非常に大事となってくるため、そこに関わるアドバイス・支援などをBBTで提供いただけたのは非常に良かったです。

  • BBTを経て達成できたこと

    資金がない中で研究試薬の購入ができたのは非常にありがたく、支援によって、半年の実験を回すことができました。

  • BBTを通じて得たネットワーク・人脈

    BBTのおかげでJapan Healthcare Venture Summitに参加させていただき、その結果約50社と名刺交換を行い、その後約20社との面談に結び付けることができました。現在共同研究している企業もこの展示会で繋がったため、非常に有益なイベントだと感じています。

  • また、メンターの方に事業計画における支援や資本政策の策定・検査薬の競合分析における支援など、様々な側面で専門的な情報を得ることができました。

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徳永 翔平(CEO)
2021年度プログラム
徳永 翔平(CEO)

THE PHAGEは、血糖値をはじめとしたバイタルデータを独自指標で波形解析し、そのデータを集積し研究開発したプロダクトの社会実装を実施するスタートアップ。
AIによる血糖値自動予測機能を搭載した糖尿病治療用アプリを開発。

BBTプログラムに参加した所感
  • BBTプログラムを通じて得た支援内容

    助成金の申請・獲得における支援

    メンターの方からの臨床試験やヘルスケア・創薬における指導

    BBTのカタリストからの資金調達獲得における支援

  • 参加時のフェーズ

    一般的な企業型のアクセラではアーリーに向けてどのように事業化するかを念頭に取組みますが、BBTではその前の段階の整理を行い事業の解像度を上げることができ、プレシードの段階で参加できたため、非常に有益でした。

  • BBTを経て達成できたこと

    実際にBBTを経て、NEDOの申請に対応でき、助成金を獲得することができました。特許の調査費用に100万円補助いただき、国内外の特許に関する調査ができたのは非常に良かったです。

  • BBTを通じて得たネットワーク・人脈

    BBTのメンターから週に2時間ほどメンタリングを受け、臨床試験やヘルスケア・創薬で気を付ける点を指導してもらえたのはよかったと思っており、BBTで出会ったメンターには今でも指導を受けています。

  • また、BBTのカタリスト(伴走してくれる社会人ボランティア)の存在が大きく、資金調達獲得にも協力していただき、PoCの完遂にも彼らの協力が大きく貢献しました。臨床研究の計画策定や医療機器の専門バックグラウンドがある人を集めてくれるのがBBTの特徴だと思います。

  • スタートアップは基本的にリファラルで人材を獲得しますが、医療系は高級人材が多いため、人材とつながるのに苦労することが多いです。その中で、BBTを通じて様々な方に出会うことができたのは大変貴重な経験だったと思います。

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遠山 陽介(CEO)
2020年度プログラム
遠山 陽介(CEO)

べスプラは、ICTを使ったヘルスケアサービスを通して脳と体の健康サービスを提供するスタートアップ。
脳の健康維持・増進を目的としたアプリ「脳にいいアプリ」、運転免許更新時の認知機能検査が手軽に試せる運転免許の認知機能テスト等を開発。

BBTプログラムに参加した所感
  • BBTプログラムを通じて得た支援内容

    メンターからの事業戦略におけるアドバイス

    英語でのピッチの実施

    創薬・医療分野の知見の取得

    BBTのメンターからの資金調達のロードマップにおける指導・アドバイス

  • 参加時のフェーズ

    BBTに参加した際は、「脳にいいアプリ」をプログラム医療機器として承認をもらい、保険を適用した事業展開を考えていた時期でした。現在は「脳にいいアプリ」のアプリユーザーは順調に増えており、特に自治体からの導入ニーズが増えている状況です。

  • BBTを経て達成できたこと

    BBTプログラムの中で製薬企業からのメンター等と話をして、医療機器として医療機関を対象にした戦略をとるにはロードマップがまだ甘く、一般の方向けのサービスとの両取りはできないと気が付けたのはBBTのおかげでした。BBTに参加して医療というよりも一般のユーザー向けへとロードマップを修正することができました。また、プログラムを通じて創薬・医療分野の知見を得ることができて、更にピッチを英語で行ったことは非常に良い経験だったと思います。

  • BBTを通じて得たネットワーク・人脈

    BBTのメンターから事業や資金調達におけるロードマップについて指導・アドバイスをいただき、実際にBBTへの参加が、メンターからのアドバイス等を通じて直接的にビジネスモデルの変更に影響しました。

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丸島 愛樹(CEO)
2020年度プログラム
丸島 愛樹(CEO)

CrestecBioは、術後の再灌流障害による重症化へのソリューションを提供する筑波大学発の創薬開発系スタートアップ。
脳疾患の画期的な治療法の研究・開発を実施。

BBTプログラムに参加した所感
  • BBTプログラムを通じて得た支援内容

    域外ブートキャンプの参加を通じた海外の関係者とのネットワーキング

    ピッチの実施・ブラッシュアップ

    メンターからの創薬プロセス全般やライセンス申請の際の開発のタイミングにおけるアドバイス

    知財メンターからの助言

  • 参加時のフェーズ

    2020年にBBT事業に参加した後、2021年12月9日に創業しました。現在は、エンジェル投資を経て、シードラウンドのフェーズです。また、当時進めていた脳卒中の医薬品開発だけでなく、筑波大学が特許を取った複数の化合物のパイプラインを基に脳卒中以外の疾患治療薬の開発を行っており、事業の幅を広げています。

  • BBTを経て達成できたこと

    BBTプログラムの域外ブートキャンプでは海外の関係者と連携し、更に海外市場動向や海外での起業パターンを理解することができたため、非常に有益でした。また、BBTプログラムを通じてピッチのブラッシュアップ、月次メンタリングも実施し、様々な発表の機会を得られたのは大変役立ったと感じています。

  • BBTを通じて得たネットワーク・人脈

    BBT参加時に何社かのVCと面談を行ったため、現在も必要に応じてコンタクトできる状況です。また、BBTプログラムのメンターには大変お世話になり、創薬プロセス全般や、創薬企業としてライセンス申請をする際の開発のタイミングについて丁寧に教えてもらいました。更に、知財メンターにもBBT参加時にサポートいただき、起業後も筑波大から知財支援してもらう際に助言をいただき、現在も協力関係を継続しています。

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伊藤 早希(執行役員兼経営企画部長)
2019年度プログラム
伊藤 早希(執行役員兼経営企画部長)

Elixは、「創薬を再考する」をミッションとしたAI創薬スタートアップ。
化合物プロファイル予測及び構造生成を中心としたAI創薬プラットフォーム「Elix Discovery」を開発・展開。

BBTプログラムに参加した所感
  • BBTプログラムを通じて得た支援内容

    アドバイザーからの創薬事業における事業展開のイロハ・ビジネスモデル等に関する知見の取得

  • 参加時のフェーズ

    2019年のBBT参加当初は、広くAIに関わる事業を展開しており、AI創薬に事業を絞り込んではいませんでした。その後、マテリアルズ・インフォマティクスも含めた化学系の事業全般を行う時期を経て、現在ではAI創薬に特化した企業として事業を行っております。なお、約一年前にAI創薬プラットフォームElix Discovery™をローンチしたため、それまでの受託型のビジネスからプラットフォームのライセンス型ビジネスへと変化して参りました。

  • BBTを経て達成できたこと

    参加当時はAI創薬以外の事業が主だったため、BBTプログラムに採択いただいたことは、その後創薬に事業をシフトするターニングポイントになったと感謝しています。BBTプログラム内での直接的、間接的なアドバイスの蓄積がElixの意思決定に役に立った側面は間違いなく存在すると思います。また、BBTプログラムの中でアドバイザーから創薬に特化した場合のビジネスモデルに関する知見が得られたことにより、製薬会社とより深いディスカッションができるようになるなど大きな進捗があったと感じています。

  • BBTを通じて得たネットワーク・人脈

    創薬で事業展開する上でのイロハを、アドバイザーとのディスカッション等を通して教えていただきました。ElixはAIに強みを持つスタートアップであるため、マイルストーンペイメント型のビジネスモデルについてなど、創薬の領域でビジネスを展開するための知識が不足していました。今後の成長の方向性について考えるきっかけをいただけたことは、大変ありがたかったと思っています。

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猪川 崇輝(CEO)
2019年度プログラム
猪川 崇輝(CEO)

Buzzreachは、10年かかる新薬開発(治験)の課題を解決し、製薬企業と患者、医療機関を繋げるバーティカルスタートアップ。
製薬企業・医療機関・患者向け治験情報公開/マッチング、治験業務管理、患者特化型SNSサービス等のサービスを展開。

BBTプログラムに参加した所感
  • BBTプログラムを通じて得た支援内容

    メンター等からのアドバイス

    BBTアルムナイコミュニティへのアクセス

  • 参加時のフェーズ

    BBTで提案した「puzz(製薬企業/CRO/SMO/医療機関向け臨床試験情報公開管理プラットフォーム)」は開発・実装され、提案時は治験のリクルーティングをし、ちょうど売り上げが立ったタイミングでした。
    現在のフェーズにおいては、メンバーは70名となり、昨年度10月にシリーズAを終了し、今年度末にシリーズBに向けて取組んでいます。BBT参加時に検討した事業(puzzとsmt)は現在も稼働しており、追加の事業も展開している状況です。

  • BBTを経て達成できたこと

    BBTに参加することで、そのアドバイスの活用だけでなく、採用・ブランディングにも活用させていただきました。

  • BBTを通じて得たネットワーク・人脈

    BBTアルムナイのコミュニティには関心があり、City-Tech Tokyoなどの大きなイベントにも卒業生を招待してくれると大変ありがたいと思っています。

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菅 愛子(経営管理部長)
2018年度プログラム
菅 愛子(経営管理部長)

メトセラは、既存治療による効果が不十分な慢性疾患に対して、線維芽細胞および幹細胞を用いた新たな治療法を提供することを目指すスタートアップ。心臓線維芽細胞(VCAM1陽性心臓線維芽細胞, "VCF")をはじめとする自社創薬シーズの研究開発を実施。

BBTプログラムに参加した所感
  • BBTプログラムを通じて得た支援内容

    Biotech Showcaseへの参加

    海外投資家などと繋がる機会

  • 参加時のフェーズ

    参加時はシリーズAが終わり、シリーズBを実施していた段階でしたが、現在はシリーズCまで完了しています。更に非臨床段階から臨床段階にも移っており、事業的にも開発的にも進捗している状況です。また、我々が参加した際は、これから海外投資家と接点を持ちたいと考えていた段階であったため、BBTにBiotech Showcaseへの参加を支援いただけたのは、我々として踏み出す第一歩になり、非常に感謝しています。

  • BBTを経て達成できたこと

    BBTに参加した際は、資金調達の獲得のためにも、社外で我々の事業について話す機会を持つのが重要であり、その中でBBTを通じてBiotech Showcaseに参加させていただけたのは、非常に有益だと感じており、現在も継続的に参加させていただいています。

  • BBTを通じて得たネットワーク・人脈

    BBTプログラムを通じて、色々な支援をいただき、充実したプログラムであると感じました。

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Team Tokyo Innovation for All the STARTUPs